くだらなくも愛しい日常を公開。
テニス(山吹)まるマ(ヨザケン)電王(キンウラ)に熱を上げている今日この頃。
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初獄ツナ。
僕達のジンクスは一番好きなカプは作品に出来ないことです(笑)
さてさてREBORN!で一番好きな獄ツナはどうなるかねぇ。
と、思って書いたらうっかりツナ獄テイストになりました。
えええええー…やっぱりジンクスがぁぁ……。
そんな獄ツナをチラ見して下さる方は
左下のぐるぐるまわったー!!(十代目のツッコミ風)から
続きをどうぞです。
●川本&吉田●
僕達のジンクスは一番好きなカプは作品に出来ないことです(笑)
さてさてREBORN!で一番好きな獄ツナはどうなるかねぇ。
と、思って書いたらうっかりツナ獄テイストになりました。
えええええー…やっぱりジンクスがぁぁ……。
そんな獄ツナをチラ見して下さる方は
左下のぐるぐるまわったー!!(十代目のツッコミ風)から
続きをどうぞです。
●川本&吉田●
この恥ずかしくも愛すべき男。
轟音とは通常、家の中からするものではない。
騒音、でさえも裁判沙汰になる現代社会において
沢田家の日々の轟音は非常識を飛び越えていた。
モクモクと立ち上る煙の中から男の怒鳴り声と子供の泣き声。
それに聞きなれたその家の息子の声が混じる。
「うわぁぁぁぁーーっヅナァァーっ!!」
目から滝のように涙を流すランボを両手で抱き上げ
ツナは部下から距離を取った。
買ったばかりの雑誌を踏みつけて折ることにもう抵抗はない。
ここで雑誌か命か、という選択肢を間違える男ならば
彼は既に365回以上死んでいた。
「十代目!そんな奴を庇う必要はありません!」
「死んじゃうから!ちょっと落ち着いてよ!」
「イタリアじゃボスへの不敬には死を、が常識です!」
「ここ日本だし!それに子供がふざけただけじゃん!」
「ガキだろうが何だろうが…!!」
「ヅナァァーッ!///」
獄寺の台詞をランボの鳴き声が遮断する。
ツナは殺気に怯えたランボの背を慌てて撫ぜ
タオルで涙と鼻水を拭い獄寺が手出し出来ぬようにしっかりと抱き締めた。
怒った様な困った様な呆れた様な。
ボンゴレのボスは複雑な表情を同時に表す。
茶色の瞳に気圧され獄寺は山本の言う花火
ツナの言うダイナマイトを懐にしまった。
ほっと息をつき、まだランボが怯えているうちに
廊下でそっと小さな身体をおろす。
再度涙を拭ってやり獄寺を振り返らぬように背中を押した。
「ランボ、下でイーピンとおやつでも食べてな。」
「う…ランボさん…飴玉貰う。」
「うん、ゲームは夜にしてやるから。」
念の為、リビングのドアが閉まる音までツナは確認した。
あの子供は見た目は牛だが頭は鳥だ。
少し元気になったあと再度獄寺を見ればまた
無謀にも喧嘩を売るに違いない。
今日はベッドで寝られるだろうか。
煙で濛々としている部屋の損害をまだツナは正確に把握していない。
溜息を吐いて部屋を振り返ると獄寺が
じっとりと自分を見ていた。
「十代目はあの餓鬼に甘すぎます。」
「獄寺君は大人気なさすぎだよ。」
「だってアイツが…!」
「ストップ、とりあえず片付けるの手伝ってくんない?」
まずは窓を開けて。
いつもはこの辺りで悲惨な状態の主の部屋を見回し
俺のダイナマイトでこんなにしてしまってすみませんでしたと
遅すぎる土下座をご披露するのだが
この日の獄寺は少し違っている。
「十代目は、俺がすると怒るのに牛餓鬼には怒らないんですね。」
あぁ、またはじまった。
端正な顔に哀愁を漂わせ睫を伏せる。
その哀愁の意味が分からないければツナはただ
獄寺の表情に見惚れ、同情も出来るだろう。
「ランボと獄寺君じゃ意味が違うよ。」
「愛しい十代目に他のヤローが抱きついている。
俺にはそういう見え方しかありません。」
コーヒーを飲んでいる後ろから背中に
タックルするように飛びついて脅かしてきただけではないか。
5歳を相手に何を。
言いたい事は色々とあったがツナはランボと同様に
獄寺のあしらい方も学習している。
「んーじゃあいいよ、はい、抱き締めれば?」
ランボにするように両手を広げ、ツナは適当に促した。
「違います!俺も十代目を不意打ちで後ろから抱き締めて
とっておきの愛の台詞を囁いたりしたいんです!」
「いつランボが愛を囁いたのさ。」
「言ってました!十代目が好きだって!」
「俺も十代目を抱き締めて好きだとお伝えしたいです!」
ツナは、この恥ずかしい生き物を部下だとは思っていない。
一番最初にリボーンが引き合わせた変人第一号である。
だがこの恥ずかしい生き物は両親以外に
初めて自分に愛情を向けてきた第一号である。
それがどんな形であれ、他人からの愛に飢えてきたツナには
拒絶することが出来ない。
どこが好きかと問えば、きっと妄想の中の沢田綱吉を語るだろう。
パンツ一丁の自分を渋いという彼の美意識は
正直理解出来ない。
獄寺を好きだと思う自分はもっと理解出来ない、が。
「…。」
「…。」
「獄寺君。」
「はい。」
「さっき、飛びつかれたときまだコーヒー冷ましてたんだ。」
「え、はぁ…。」
「熱いのに口突っ込んで火傷したかも。」
「氷でもお持ちしましょうか?」
バカだなぁ。
「キスして、獄寺君が舐めて。」
「じゅっ十代目ぇぇーーーー!!!」
この恥ずかしくも愛しい男を前にすると
ツナは不思議と漢になれる気がした。
・・・・・・・・・
ダメだ、獄ツナ書けないな…orz
ツナ獄だよこりゃ!!!!
恥ずかしがり屋の十代目が好きなのに!!!!
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